EC運営の裏側

出品代行事業で大赤字・・・収支大公開!

こんにちは!
八原 昌太郎です。

2022年5月から弊社ではAmazonの出品代行事業を始めたのですが、今回は2022年5月〜11月までの収益を特別に大公開していきます。

そもそも「Amazon出品代行ってなに?」という人もいると思うので、簡単に説明すると、商品の検品や梱包、FBAへの納品作業を弊社が代行するサービスです。

僕のコミュニティ生の「売上拡大のサポートをしていきたい!」と思いで始めたサービスです。

約7ヶ月間で、どれくらいの売上が上がって、どれくらいの経費がかかり、どれくらい利益が残ったのか?

2022年5月〜11月の7ヶ月間の合計売上と利益を大公開していきます。

では、まず売上から発表します。

7ヶ月間の売上は255万円

出品代行を始めた頃は、利用者が少なく売上は少なかったのですが、徐々に利用者も増えていき、8月以降は売上も上がってきました。

多い月だと58万円の売上が上がりました。

出品代行のいいところは、集客には困らないこと。

Amazon出品者は、検品やクリーニング、出品が面倒くさいし手間もかかるので代行してくれる人を探していて、需要はかなり大きいのです。

なので、集客に困ることはないし、一度、利用してくれて、ちゃんとサービス提供したらずっと利用してくれます。

では、売上255万円に対して、どれくらいの経費がかかったか解説しますね。

経費は、大きく分けて人件費、備品代、水道光熱費、通信費、雑費があります。

  • 人件費  162万円
  • 備品代 8万
  • 水道光熱費 5.5万円
  • 通信費 通信費3.4万円
  • 雑費 16.6万円
  • 家賃 46.5万円

これらの経費を合計すると242万円です。

売上から経費を差し引くと

255万円ー242万円で利益は、なんと・・・

利益17.4万円

7ヶ月間で17.4万円なので、1ヶ月当たり約2.5万円です。

経費の割合で大きく占めているのが人件費です。

全体の経費の66.6%占めています!

そして次に大きいのが事務所の賃料です。

これも全体の約20%ぐらいを占めているので利益を圧迫しています。

実際の所は、上記の人件費は僕のAmazon出品した分も含まれているので、僕がAmazonで売って出た利益分は、全て経費がかかっていない計算になります。

ただ、後半は代行の依頼数が増えて、僕も作業してたので、僕の時給単価を考えると大赤字です。

ちなみに上記の雑費とは、補填となります。

依頼数が多くなると、依頼者の商品の紛失とか不備があり、7ヶ月間で合計16.5万円の補填を入れたので、それで利益食い潰したのもあります。

追加でまた10万円ぐらい補填入れる予定なので、さすがの僕も凹みま・・・・せん!笑

トータルで補填約25万円ぐらいでは、僕は凹まないですよ!

僕に凹むという言葉はありません!笑

別に25万円赤字出たからと言って、生活が変わるわけでもないですし。

逆に25万円ぐらい儲かったからと言って、生活が変わるわけもありません。

むしろ、すごくいい経験できてよかったです。

今回の出品代行事業で、僕の苦手なことがはっきりわかりました。

それこそ僕の管理不足もわかりましたし

業務の整備がちゃんと行き渡っていなかったとも反省ですし

料金設定も甘かったです。

いつもAmazonがモノ無くすと「補填してください!」と言ってましたが、今度からは、ちゃんと申し訳なさそうに言わないといけないなと・・・笑

いやー、本当にいい勉強になりましたよ!

この7ヶ月、出品代行を運営して、一番苦戦したのは「人」。

途中からは人手不足もあり、人員揃えないといけないと思ったのと

スタッフに自由に働いてほしいと思い、できるだけ自由に入れるようにしてましたが、それも良くなかったなと・・・

シフトも削れる所はちゃんと削って入ってもらう所はしっかり入ってもらう。

僕が事務所に入ってスタッフに指示を出しながら業務すれば、もう少し利益も出ていただろうなと!

あと細かな料金設定ってところでしょうか。

例えば、商品毎によって料金を分けるとか。

請求書作るのが面倒なので、一律料金にしてしまったのもミスだなと!

しっかりやれば上手く回りますが、この事業で僕がガッツリ入ってしまうとメイン事業に手をつけられなくなるので、今後出品代行事業は畳むことにしました。

誰か責任者置いて任すという手もありますが、それこそコストも時間もかかります。

なので、僕の知り合いの代行会社とパートナーとして組んだ方が早いなと思い出品代行事業は完全撤退!

いやー、本当に自分一人でお金を稼ぐのは簡単ですが、経営となると難しいです。

ちょっと悔しいけど7ヶ月間いい経験ができました!

失敗してもチャレンジするって大切ですね!

ほとんどの人が面倒く下がったり、ビビってチャレンジしないですから。

チャレンジすることで大きく失敗して、次の成功に近づいていけます。

今後は、もっと自分の得意を活かし、できるだけ原価のかからないコミュニティ運営に力を入れていきます!