Amazonせどり初心者のための学習サイト Amazon基礎知識から実践的なノウハウを大公開

中古せどりをするなら古物商許可証は取得していこう!申請から取得までの流れをかんたん解説!

基礎知識

Pocket

中古せどりをしたいけど古物商って必要なのかな?申請とかややこしそう・・・

せどりで中古を扱うなら古物商は必須ですよ!ただ、申請から取得はすごく簡単なので解説していきますね!

Amazonせどりをしている人は、中古品を扱っている人も多いと思いますが、中古品を仕入て販売するとなると古物商許可証の免許が必要となります。

なぜかというと、Amazonせどりで古物商が必要な理由は、簡単に言うと盗難品の防止及び盗難品の発見を速やかにするためです。

世の中には、人のモノを盗んで販売するという悪いことをする泥棒がいますが、盗まれたモノが自分の手元にきたときに盗難品がすぐに発見できるようにするため、商品を誰から購入したか履歴を残す必要があるのです。

今回、古物商を取らなければいけない人の基準や古物取得までの流れを説明していきます。

古物商許可証が必要な人

今回は、古物商申請許可証の取得の仕方について説明です。

中古品をAmazonビジネスをするにあたり、古物商の免許証が必要となります。

こちらは、ネットオークションの例でいくと、下記の条件が当てはまれば取得が必要となります。

  • 過去1ヶ月に 200 点以上又は一時点において 100 点以上の商品を新規 出品している場合
  • 落札額の合計が過去1ヶ月に 100 万円以上である場合
  • 落札額の合計が過去1年間に 1,000 万円以上である場合

上記に該当する人は、古物商の取得が必須となります。

古物商の免許を持たず中古品をAmazonビジネスしている人は、言い換えれば無免許で車の運転をしている人のようなものです。

なので、中古品を扱ってAmazonビジネスする人は、必ず取得しましょう。

古物商許可証に必要な書類

古物商を申請して取得するには最寄りの警察署の生活安全課が窓口になります。

申請書類は、ネットからでもダウンロードできますが、警察署に行けば申請書類を貰えて書き方についても親切に教えてくれます。

申請書類を取りに行く場合も、警察署の生活安全課へ事前に電話でのアポイントは必要となります。

(基本的に土日は休みで在籍しておらず、平日に行くのがいいです)

事前に行くと地域によっては嫌がられる警察署もあるので、事前にアポイントを取っていくことを伝えましょう。

個人の場合、古物申請するにあたり必要な書類は下記となります。

  1. 住民票
  2. 身分証明証
  3. 登記されていないことの証明書
  4. 許可申請書
  5. 略歴書
  6. 誓約書
  7. 営業所の賃貸契約書のコピー
  8. 申請手数料¥19,000

住民票と身分証は市役所ですぐ準備できますが、登記されていないことの証明書は法務局に行って発行してもらう必要があります。

法務局へ「登記されていないことの証明書」を発行してもらうにあたり下記の書類が必要になります。

  • 申請書類
  • 身分証明書
  • 戸籍謄本

申請書類はネットからダウンロードできますのですぐに用意できますが、戸籍謄本は本籍地の市役所でないと発行してもらえません。

なので今住んでいる場所が本籍地と違う方は、本籍地の市役所へ取りに行かなければなりません。

戸籍謄本が取得出来たら申請書類と身分証明書を持って法務局へ行き、「登記されていないことの証明書」を発行してもらいましょう。

発行に関しては、すぐに発行してもらえます。

あとは、警察署の申請書式である許可申請書、略歴書、誓約書を記入して、賃貸契約書のコピーを持っていけばいいのですが、ここで一点注意が必要です。

賃貸使用承諾書の提出が必要

アパートや賃貸に住んでいる場合は、賃貸使用承諾書を警察署に提出する必要があります。

賃貸使用承諾書とは、アパートや賃貸のオーナーさんに自宅を古物の営業所(買取を行う場所)として同意してもらったことを承諾した書類です。

書式は特に決まりはございませんが、賃貸使用承諾書はアパートや賃貸のオーナーさんに書いてもらう必要があります。

但し、アパートや賃貸は住居専用として賃貸契約していることが多いので、事務所として利用できないとのことで、オーナーさんが賃貸承諾書を記入してくれない場合もあります。

賃貸使用承諾書の提出は、各地域の警察によってローカルルールがあり、提出しなければいけない地域もあれば、提出しなくてもいい地域があるようです。

東京都内や大阪府内は、地方と比べて比較的厳しく賃貸使用承諾書の提出を求められるケースが多いですが、地方に住んでいる人は提出無しでもいける場合があります。

なので、オーナーさんが賃貸使用承諾書を書いてくれない場合、一度警察署へ行き提出が必要かどうか確認する必要があります。

どうしても賃貸使用承諾書が必要で、オーナーさんが書いてくれない場合は、「安い事務所を借りる(バーチャルオフィス)」、「実家が持ち家であれば実家営業所にする」のいずれかの方法でやるしかないですね。

一番お金がかからないのは実家を営業所にするのがいいのですが、持ち家ではなく賃貸やアパートであれば、またオーナーさんに賃貸使用承諾書が必要かどうか聞く必要があります。

市営住宅のような市や県が経営している住宅では、住居専門なので、まず賃貸使用承諾書は書いてくれません。

そうなってくると安い事務所を借りるのが一番ですね。

Amazon販売では申請書のプロパイダURLの記入は不要

警察署によっては、プロバイダのURLの記入を求められることがありますが、Amazonやヤフオクのプラットホームで販売していく場合は、プロバイダURLの記入は不要です。

こちらのプロバイダURLを書く必要がある人は、ネットショップを運営している人になります。

まとめ

中古品を扱ってAmazonせどえりをするには、古物商の免許が必須となります。
最近では、Amazonでも古物商を持っていないと中古品を出品できないようになるという噂も出てきています。
古物の免許は、申請してから発行されるまでに約40日間かかるので、早めに準備して申請しておくことをオススメします。

今は行政書士に頼んで書類の記入や申請も代行でしてくれるので、どうしても時間がない人は行政書士にお願いするのも視野に入れていきましょう。