せどりで独立するタイミングは!?会社を辞める前にやっておくべきこと!
よく生徒からこんな質問を頂きます。
- 独立するタイミング
- いくら利益が出たら辞めてもいいのか
- 独立する前にすべきことはなにか?
- 独立後どれくらいお金がかかる
独立となりますと誰しもが不安で一杯だと思いますが、Amazonせどりで独立していくことは十分に可能となります。
しかし、税金のことや独立後にかかる経費について、お金に関することをしっかり理解しておかないと痛い目にあいます。
会社を辞めて独立したけど、毎月の出ていくお金を把握できておらず、資金を全て溶かしてしまいサラリーマンに戻ってしまうという人も見たことあります。
今回はそうならないために会社を辞める前にやっておくべきこと5選をお話します。
- みんな知らない税のこと
- 独立後にかかる経費
- 3ヶ月分の生活費を確保しよう
- クレジットカードを申請しよう
- 安定的に利益を出せるようになっておこう
もくじ
みんな知らない税のこと
会社員の場合、所得税や市民税等の税金や年金は毎月の給料から天引きされており、会社が市や国に税金を納めてくれていました。
但し、独立後は自分で税金や年金を納めないといけなくなります。
私たちが最低限抑えるべき税金として、所得税、市民税、健康保険、国民年金、個人事業税があります。
国民年金に関しては毎月約16000円と一律で決まっていますが、所得税や市民税、健康保険の支払金額は、前年の所得によって支払額が変わってきます。
例えば、2018年度に支払う税金は、2017年の所得によって決まるというわけです。
要するには、2017年に所得から計算された税金を2018年に支払うということなのでサラリーマン時代の年収で払う金額が決まるのです。
もし、あなたが2018年の3月に退職したとなった場合、2017年の所得から計算された税金を期日に支払うということになります。
税金の支払い月
- 所得税→3月
- 市民税→7月、9月、10月、1月
- 国民健康保険→1月、2月、3月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
- 国民年金→毎月
- 個人事業税→8月、12月
このように税金だけでも、これだけの支払があることがわかって頂けたでしょうか。
独立後にかかる経費を把握しておきましょう
Amazonせどりで独立した後に、税金や年金、健康保険以外にも毎月経費がかかります。
- 家賃
- 光熱費
- 水道代
- 携帯代
- ネット回線代
- 税理士
普段私たちが生活している上で必要な経費がかかるのは理解できるかと思います。
あとは、税理士さんに払うお金が必要になります。
今後、開業届をして毎年確定申告をしていく必要があるのですが、その際に青色申告で申告した方は65万円の所得税控除があります。
青色申告の場合、複式簿記になるので会計が少し複雑になってしまいますので、自分で会計や経理をやるという選択もありますが、プロの税理士に任せるのが一番です。
ただ、税理士にお願いするとなると費用はかかってしまいますよね。大体の費用ですが売上規模によりますが1~3万円ぐらいとなります。
もし外注を使うのであれば外注費がかかりますが、外注費に関しては自分でコントロールできるので売上利益が上がってきたら使っていくことをオススメします。
3ヶ月分の生活費の準備
独立する場合は、最低でも3ヶ月分の生活費は確保しましょう。
生活が苦しいのに独立するのはリスクが高く精神的安らぎもありません。
Amazonせどりで商品を仕入れる際、クレジットカードを使って仕入れる方が多いかと思います。
資金がギリギリだと自転車操業で、カードの支払い日前には、いつもお金が無い状態になります。
生活費を使って仕入れするとなると家計を圧迫して生活ができなくなるということも可能性として考えられますので、事前に生活費とAmazonせどりに使う資金は口座を分けて切り離しておくことをオススメします。
目安としては3ヶ月分の生活費があると精神的に楽になりますので、事前に生活費貯めておきましょう。
クレジットカードを発行しておこう
クレジットカードは会社を辞めて個人事業主になると社会的信用がないのでクレジットカードを申し込みしても審査が通りにくくなります。
クレジットカードは信用があるサラリーマンのときに作っておきましょう。
カード枠は最低でも500万円ぐらいは欲しいところです。
これは1枚のカードではなく、複数のカードでトータルで500万円枠あれば大丈夫です。
もしカード枠500万が厳しいのであれば最低でも300万円は欲しいですね。ただ、カード枠がなくても現金あればクレジットカードはなくても大丈夫です。
もし現金もカードもないのであれば、日本政策金融公庫から融資を受けるようにしましょう。
自分の利益率から逆算独立して50万円稼ぐために必要最低限の資金を把握して必要な資金を必ず用意して下さい。
例えば利益率10%であれば資金最低でも売上500万円で仕入れ500万円ぐらいしないといけないので、資金500万円は必要になってきます。
安定的に利益をだせるようになっておこう
独立後の収入は家族持ちか独身かでも変わってきますが、毎月の利益は最低でも30~50万円はほしいところ。
但し、理解しておきたいのは利益30万円だと生活は苦しくなるということです。
利益30万円で年収にて計算しても年収360万円ですので、利益30万円だけでは生活はできずますが、そこから税金や保険料、家賃、光熱費等の固定費を差し引くと、利益30万円だとそこまで手元に残らないので、生活をしていくのがやっととなります。
Amazonせどりの場合は、複利でお金を回して売上と利益を大きくしていくので、出た利益を全て生活費に回していくと複利でお金を回していけなくなり、今後の売上と利益を上げていくのは困難になり絞んでいく可能性があります。
となると、やはり生活していくためには利益50万円は欲しいところですが、50万円だと余裕はできるものの裕福な生活はできないということを頭に入れておいてください。
日本は累進課税になりますので、収入が上がれば上がるほど税金が高くなります。50万円の収入でも年収600万円ですが、税金を差し引くと可処分所得としては、2/3ぐらいになるでしょう。
Amazonせどりで脱サラするタイミングは副業で3か月継続して月収30万円て稼ぎましょう
生活のことを考えると副業で50万円は稼いでおきたいところですが、副業で利益50万円稼ぐとなるとかなりの作業量をさばかないといけないので中々大変です。
副業で30万円を3か月継続して稼げたら、時間と資金さえあれば月収50万円稼ぐのは難しくないので目安として副業で30万円継続して稼げたら独立する準備をしても大丈夫です。
但し、Amazonせどりで売上と利益を上げるためには資金が必要になってきますので、あらかじめ自分の利益率から逆算してどんだけ資金を持っていれば利益50万円達成できるか把握しておきましょう。
月収50万円を達成するための資金を持っていないのに独立しても、月収50万円達成させることは不可能なので、事前に必ず資金は準備しておきましょう。
まずは目安としては月収30万円を3カ月継続して達成させることが独立を視野に入れる最初のポイントとなります。
まとめ
勢いで会社を辞めて独立する人がいますが、結局生活が苦しくなりサラリーマンに戻るのが目に見えるので、事前に稼ぐ力を身に付けるのと同時にお金に関することを知っておくことをオススメします。
Amazonせどりで独立したけどもサラリーマンに戻る多くの方はお金の管理ができない人やAmazonせどりで稼ぐ力を身につけていない人なのです。
月収30万円稼いだら独立しようという人が多いですが、月収30万円だけは税金や年金、保険を払うと手元に残るお金が少なく生活は苦しくなるので、生活費や税金を差し引いても、Amazonせどりで複利で回せるぐらい稼げるようになってから独立するようにしましょう。
尚且つ、Amazonせどりは資金がどれだけあるかがキーポイントとなるので、会社を退職する前にしっかり資金を作っていきましょう。